当院ではアフターピル(緊急避妊薬)の処方が可能です。
大阪・うめきたエリアでアフターピルの処方ができるクリニックをお探しなら
アフターピルとは?
アフターピルは、望まない妊娠を防ぐために服用する緊急避妊薬です。
主に「避妊がうまくいかなかった場合」や「避妊しなかった場合」の対処として使用されます。
使用するタイミングによって効果に差が出るため、なるべく早い段階での服用が重要です。
アフターピルはいつまでに飲めば間に合う?
服用タイミングと避妊効果
アフターピルは72時間以内の服用が基本です。
アフターピルは、性交後の妊娠を防ぐために服用するお薬で、性交後72時間(3日以内)までの服用が原則です。早ければ早いほど効果が高まり、妊娠のリスクを大きく下げることができます。
- 性交後12時間以内の服用:避妊成功率約99%
- 72時間以内:避妊成功率約85〜95%
どの薬を選ぶか、どのタイミングで服用するかは、状況によって異なりますので、自己判断せず、医師にご相談いただくのが最善です。
以下のようなケースでは、すぐにご相談ください
以下のような場合、アフターピルの対象になることが多く、早急な対応が必要です。
- コンドームが破れてしまった、外れてしまった
- 避妊をしないまま性交してしまった
- 膣外射精(外に出す避妊法)をしたが不安がある
- 経口避妊薬(ピル)の飲み忘れがあった
- 排卵日付近の性交で妊娠の可能性が心配
※特に「膣外射精」は避妊効果が低く、妊娠する確率は約22%とも言われています。つまり、4〜5人に1人が妊娠する可能性があるということです。医師としての経験上、「避妊したつもり」が原因で妊娠につながるケースも少なくありません。膣外射精は避妊とは呼べません。このような場合も、避妊をしなかったと同様に対処する必要があります。
当院で取り扱うアフターピルの種類・費用について
当院では、患者さまの状況やご希望に応じて選択いただけるよう、2種類の緊急避妊薬(アフターピル)を取り扱っています。
どちらの薬剤も、性交後できるだけ早いタイミングでの服用が重要です。まずはお気軽にご相談ください。
アフターピルの種類
薬剤名 | 特徴 | 服用可能時間 | 費用(税込) |
---|---|---|---|
ヤッペ法 | 低用量ピルを応用した緊急避妊法。 副作用(吐き気・頭痛など)が出やすい傾向がありますが、比較的安価に対応可能です。 |
性交後72時間以内 | 4,400円 |
レボノルゲストレル錠 (ノルレボ等) |
世界的にも広く使用されている標準的なアフターピル。 副作用が比較的少なく、1回の服用で済むのが特徴です。 |
性交後72時間以内 | 9,900円 |
アフターピル服用時の注意点
- 服用は性交後72時間以内に。特に12時間以内の服用が効果的です。
- 自己判断で量を増やすのは危険です。必ず指示通りに服用してください。
- 月経予定日に出血があっても妊娠の可能性は否定できません。
- 次の生理までに再度性交渉がある場合は、コンドームなどで確実な避妊を行いましょう。
- 生理予定日を1週間過ぎても出血がない場合は、妊娠検査薬での確認や受診をおすすめします。
内服後の経過と注意点
- 約80%の方が、生理予定日の前後に消退出血を経験します。
- 出血がない、または極端に軽い場合は、妊娠の可能性もあります。
- 出血があるまでの性交渉は控えましょう。避妊効果が不安定な時期です。
ご相談はプライバシーに配慮した体制で対応しています
「恥ずかしい」「誰にも知られたくない」そんなお気持ちをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
当院では、患者さまのプライバシーに最大限配慮し、安心してご相談いただける環境づくりを大切にしています。
ひとりで悩まず、まずは私たちにご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
アフターピルをもらいたい時はどう伝えればいいですか?
「緊急避妊薬(アフターピル)を希望しています」と伝えていただければ大丈夫です。性交渉の日付や避妊の有無などを確認し、適切に対応いたします。恥ずかしがらずに、早めにご相談ください。
アフターピルは学生でも処方してもらえますか?
はい、未成年でも処方は可能です。
アフターピルに年齢制限はなく、高校生でも処方を受けられます。避妊に失敗した場合は、できるだけ早めに受診することが大切です。
診察なしでアフターピルだけもらえますか?
処方には必ず医師の診察が必要です。アフターピルは医療用医薬品ですので、体調や服用の適応を確認するためにも診察は欠かせません。当院でも、診察のうえで安全にお渡ししています。なお内診は特に必要はありません。
アフターピルが不妊につながることはありますか?
アフターピルの服用によって将来的に不妊になることはありません。
アフターピルは、避妊の失敗や避妊をしなかった際に妊娠を防ぐための「緊急避妊薬」です。ホルモンの働きで一時的に生理が遅れたり、排卵のタイミングがずれることはありますが、長期的な妊娠力に悪影響を及ぼすことはないとされています。
「妊娠しにくくなるのでは?」と不安に思う方もいらっしゃいますが、将来の妊娠に影響する心配はありません。望まない妊娠による心身の負担を考えると、必要なタイミングでアフターピルを服用する判断は大切です。迷ったときは、医師にご相談ください。