性感染症の検査に対応しています
当院では性感染症の検査に対応しております。
それぞれの症状やご不安に寄り添った診療を行っております。また、診察や検査はプライバシーに十分配慮して進めておりますので、「まわりに知られたくない」「恥ずかしさがある」という方も、どうぞ安心してご相談ください。
なお、検査結果のお伝え方法については、検査内容や状況に応じてご案内しております。詳しくはご来院時にスタッフよりご説明させていただきます。
こんな時には検査をご検討ください
「もしかして…」と不安を感じたら、早めの検査が安心につながります。
以下のような症状やきっかけがある方は、一度ご相談ください。
- デリケートゾーンにかゆみや赤みがある
- 排尿時にヒリヒリ・違和感がある
- おりものの量が急に増えた、色やにおいが気になる
- 新しいパートナーとの性行為があった
- パートナーが性病に感染していたことが判明した
- 感染していないか不安で確かめたい
- 検査結果の証明書が必要(海外渡航・ブライダルチェックなど)
症状がはっきりしなくても、性感染症は自覚のないまま進行することもあります。少しでも気になることがあれば、安心のためにも検査をおすすめします。
当院で受けられる性感染症の検査
当院では、性感染症の種類や感染部位に応じて、以下のような検査を行っています。
検査の基本的な流れ
性感染症の診断では、主に以下の3つの方法を用います。
- 視診(見た目の診察)
- 血液検査
- 腟分泌物採取
必要に応じてのど・肛門の粘膜検査、うがい液による検査を行うこともあります。
お身体の状態やご希望をふまえて、医師が適切な検査内容をご提案いたします。
クラミジア・淋病
こんな症状があるときにおすすめ
- 排尿時にチクッとした痛みや違和感がある
- トイレの後もムズムズ感が続く
- 白っぽい〜黄色っぽいおりものが増えてきた
- パートナーに「何か出てるよ」と言われて心配になった
検査方法
- 膣内の分泌物を綿棒でやさしく採取します
- のどや肛門にも感染している可能性がある場合は、うがい液や綿棒による検査を行います
カンジダ症
こんな症状があるときに
- 生理後や体調を崩したあとに強いかゆみが出てきた
- 白くてカスのようなおりものが増えて不快に感じる
- デリケートゾーンが赤くなり、下着の擦れがしみる
- お風呂あがりや寝る前に、かゆみが強くなる
検査方法
- 外陰部や膣内の分泌物を綿棒でやさしく採取します
- 症状がない場合は、膣分泌液(女性)や尿(男性)で検査を行うこともあります
性器ヘルペス・尖圭コンジローマ
こんな症状が見られたときに
- 性器まわりに小さなできものができ、ピリピリ・ヒリヒリする(性器ヘルペス)
- 過去にも似た症状があったが、今回は痛みが強い(尖圭コンジローマ)
検査方法
- 症状が出ている部位の病変から、綿棒などでウイルスを採取して調べます(性器ヘルペス)
(※こちらの検査は、現在準備中です。)
梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV感染症
こんなときに検査をおすすめします
- 特に症状はないが、過去の性行為に不安がある
- パートナーに感染が見つかり、自分も調べておきたい
- 健康診断で検査を勧められたが、内容がよく分からない
- 新しい交際が始まった/定期的にチェックしておきたい
検査方法
- 少量の血液を採取して、感染の有無を調べます
- HIV検査では、念のため二次確認検査(ウエスタンブロット法など)が行われることもあります
最後に
性感染症は、恥ずかしいもの・特別なことではありません。とくに初期は無症状のことも多く、「不安を感じたタイミング」での受診がとても大切です。まずはお気軽にご相談ください。
性感染症検査の費用
項目 | 費用(税込) |
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料金項目 | ※現在、準備中です。 |
料金項目 | ※現在、準備中です。 |
料金項目 | ※現在、準備中です。 |
料金項目 | ※現在、準備中です。 |
性感染症の検査の流れ
性感染症の検査は、以下のような流れでご案内しています。初めての方や、検査に不安を感じている方もどうぞご安心ください。
1受付・問診
ご来院いただきましたら、受付で「検査希望です」とお伝えください。ご予約なしでも対応可能です(※ご予約優先)。
初めての方は、簡単な問診票のご記入をお願いいたします。その後、医師とのお話の中で、ご不安な症状やご希望をお伺いしながら、必要な検査内容を一緒に決めていきます。
「症状はないけど心配」「どの検査を受けたらいいかわからない」といったご相談も、遠慮なくお話しください。
2検査の実施
症状や目的に応じて、以下のような検査を行います。
採血(血液検査)
HIVや梅毒、B型・C型肝炎などの感染症を調べるために、少量の採血を行います。採血量はごくわずかで、処置も短時間で終了しますのでご安心ください。
腟分泌物・子宮頚管粘液採取
クラミジアや淋菌の検査は、より精度の高いPCR法による検査を行っております。採取の痛みほぼありません。
3検査結果のご案内
以下のいずれかの方法でお渡しが可能です。
- 院内での結果説明
- 郵送でのお届け
- 携帯やパソコンからのオンライン確認(対応検査のみ)
性感染症の治療について
性感染症は、適切な検査と治療を受けることで、多くの場合きちんと治すことができます。
「治らないのでは…?」とご不安になる方もいらっしゃいますが、原因となる細菌やウイルスに応じて、お薬(抗生物質や抗ウイルス薬)で治療が可能です。
たとえば
- クラミジアや淋病は、抗生物質の服用または注射で治療します
- カンジダやヘルペスも、それぞれの薬で症状を抑えたり再発を予防することができます
- 梅毒やHIVなど、一部の感染症は継続的な管理が必要ですが、早期に発見・対応することで、進行を防ぐことができます
性感染症の中には無症状のまま進行するものもあり、放置すると不妊症や合併症につながることもあります。気になる症状があるとき、パートナーが感染していたときなどは、早めに検査と治療を受けることが大切です。
当院では、診察から治療・アフターケアまで、プライバシーに配慮しながら丁寧に対応しております。どうぞ安心してご相談ください。